「技術書」の読書術という本を本屋で見かけたので、えいやで買ってみた。
軽くメモっておきます
第一部 選び方
まずは、読む本をどのように選ぶか(出会うか)を紹介しています。 本屋の陳列の話、新刊情報の手に入れ方、目的別にどのように本を選ぶかの方法が述べられています。 面白かったのは「くじ引き読書法」というもので、無作為に本を選び読むというものです。くじ引き読書法の目的としては単純に知らないことを知るのは楽しいという知的好奇心的なものと、一発逆転を目指すなら何か特異な知識を持つと良いということです。無作為に本を選ぶために、ランダムでISBNを生成する方法を提案しているのですが、その過程でISBNの読み方(?)について書かれており、地味に知らなかったので学びでした。
第二部 読み方
実際に技術書の読み方を述べています。ただ、技術書に特化した内容ではなく文芸書以外の本なら大抵通ずる物がある内容だと思います。
自分が技術書を読む際に参考になりそうだった読み方を以下にメモっておきます。 個人的には一点突破読書法を実践しようと思いました
同じ本を何度も読む
- 一度目は流し読み
- 二度目は手を動かす
- 三度目はまとめながら
何度も読むのは時間がかかりそうですが、しっかり身につけたいときに有用そうです。また、自分は一回読んだら放置して記憶を飛ばしたり、一回で完璧を目指そうとして途中で挫折したりしがちなので、何度も読むことを前提に読みすすめるのはアリだなと思います
時間を経た再読
再読することで、以前は分からなかったものがわかるようになったり、当たり前だなと感じるようになったり、初めて読んだときと違う感想を抱くことができる。これにより自身の成長が実感できる。
時間制限読書法
90分という制限時間で読み切る読書法。ビジネス書やキャッチアップ用の本に使えそう
一点突破読書法
特定の分野の本を複数揃えて集中的に読書する方法。1つの分野を強化することで周辺分野も同時に底上げされるという効果を期待している。
3年で20冊の本を読んで、最終的には論文を読むようになりたいよねって流れ。
3年後には大きな力が付いているはず!
第三部 情報発信と共有
せっかく身についた知識はアウトプットして成果にしてナンボみたいなことを言ってた。同意
おわりに
タイトルには技術書とあるけど、読書全般に使える考え方や方法論が多く書かれており汎用的な読書法が身につくと思います
これできっと3年後には特定の分野で大きな力が付いているはずです